アンドロメダ銀河 M31 Andromeda Galaxy

入賞作品

誰もが一度は撮影してみたい天体ではないでしょうか。 アンドロメダ銀河(M31)は大きな銀河のため、F値の小さい小型望遠鏡でも十分に撮影できます。 皆様もぜひ挑戦してみてください。

ポイントは、中心部の銀河が非常に明るいため、露出を長くすると白トビしてしまうことです。 何度も撮影を重ね、試行錯誤しながら、ようやくここまで表現できるようになりました。

アンドロメダ銀河の中心部は階調が飛びやすいため、 この作品では 多段階露出(短・中・長露光の組み合わせ) を用いて白トビを抑えています。

画像処理ソフトとして有名な PixInsight の HDR合成機能を使えば白トビを抑えることもできますが、 当時は画像処理技術が未熟で、ソフトだけで修正するのは難しい状況でした。

そのため、まずは 撮影段階で露光を分ける多段階露出手法 をおすすめします。 短い露光ばかりに偏ると淡い星雲が出にくくなるため、 短い露光と長い露光のバランスが非常に重要だと感じました。

🏆 掲載実績

【初めての 月刊 天文ガイド 2020年12月号掲載作品(ビギナー部門)】

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🔧 撮影データ

タカハシ FSQ-85EDP(フラットナー 1.01) ビクセン SX2 QHYCCD QHY5L-IIM + PHD2 コーワ LM100JC(100mm F2.8)+ K-ASTEC オートガイダー

キャノン EOS 6D(HKIR改造) ISO1600 / WBマニュアル / RAW → HKIR改造はハヤタ・カメララボさんで施工していただきました。Hαの写りが向上し、銀河や散光星雲の撮影に非常に効果的です。 👉 Canon EOS 6D HKIR改造(ハヤタ・カメララボ) https://www.hayatacamera.co.jp/astrophotography/#sales

2020年08月14日(金)撮影 総露出 4時間45分 8分 × 13 6分 × 27 1分 × 13 30秒 × 23

Photoshop CC、ステライメージ8 他で画像処理 (PixInsight でも HDR合成による白トビ抑制が可能です)

🔍 撮影時のポイント

アンドロメダ銀河は中心部が非常に明るく、露光を長くすると白トビしやすい対象です。 短い露光を多くしすぎると淡い外縁部が出にくくなるため、 短・中・長露光のバランスを取った多段階露出 が非常に効果的でした。

PixInsight の HDR合成機能でも白トビを抑えられますが、 まずは撮影段階で露光を分けておくと、後処理がとても楽になります。

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✨ まとめ

アンドロメダ銀河は、撮影技術の成長を実感できる天体です。 中心部の階調保持と淡い外縁部の表現を両立させることで、 「自分だけのアンドロメダ」を描くことができます。

多段階露出は特に効果的な手法なので、 これから挑戦される方にもぜひおすすめしたい方法です。