2回目に天文ガイドのビギナー部門に入選した作品になります。
赤い散光星雲と暗黒星雲が複雑に入り組んだ、非常にコントラストの美しい領域です。 クリスマスツリー星団(Christmas Tree Cluster)とかたつむり星雲(Cone Nebula)を左右に配置しています。 カタツムリの青い反射星雲 IC447、首の部分にあたる暗黒星雲 LDN1601、 目の位置にあたる反射星雲 IC446、 そしてその周囲に広がる赤い散光星雲と暗黒帯が織りなす情景は、何度見ても魅力的です。
この領域は NGC2264 として知られ、 Fox Fur Nebula(きつねの毛皮星雲)など複数の星雲が重なり合うため、 一枚の写真の中に多彩な構造が表現されるのが特徴です。
特に、中心付近に位置する青い反射星雲 LBN912 と、 対象位置にあるカタツムリの青い星雲、 構図中央に輝く散開星団 Trumpler 5 を意識しながら、 全体のバランスが整うように構図を組みました。
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🔧 撮影データ
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2021年12月31日 撮影 総露出 5時間24分 6分 × 54コマ
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私自身もこの二冊を購入し、とても画像処理の参考になり愛読しています。
🔍 撮影時のポイント
NGC2264周辺は、散光星雲・反射星雲・暗黒星雲が複雑に重なる領域のため、 露光時間のバランスがとても重要だと感じました。
特に Cone Nebula(コーン星雲)付近は階調が飛びやすく、 淡い部分をしっかり出すためには、 長めの露光と短めの露光を組み合わせた多段階露出 が効果的でした。
PixInsight の HDR合成機能でも階調を整えることができますが、 撮影段階で露光を分けておくと、後処理が非常に楽になります。
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✨ まとめ
このいっかくじゅう座のコーン星雲 NGC2246 周辺は、どのように切り取るかで印象が大きく変わる領域です。 クリスマスツリー星団を起点に、LBN902 周辺の暗黒帯からカタツムリ星雲までの流れを意識し、 全体の配置を考えながら構図を決めました。
この撮影システムでは、小さな ハッブル変光星雲(Hubble’s Variable Nebula) も写し込むことができました。 よく見ると、反射星雲・散光星雲・暗黒星雲・星団が一枚の中に収まっており、 とても贅沢な気分になる領域です。
天文ガイドの選者コメントにもあるように、 宇宙空間の広がりを自分なりに表現できた一枚になりました。

