毎年12月~2月ごろ撮影時期になります。
網状星雲と同じ超新星残骸で頭の部分は比較的明るいのですが胴体の部分(Sh2-249)は淡く
詳細骨格を捉えるには長時間露光と画処理技術が必要かと思います。
こちらもナローバンドフィルター、特にOⅢフィルタを使用して撮影すると青味がかった星雲も
出てきますので,とてもきれいな仕上がりになります。
次回、冷却モノクロCMOSカメラでもTryしたいと思います。

<撮影データ>
タカハシ FSQ-85EDP, フラトナー 1.01,
ビクセン SX2
QHYCCD QHY5L-IIM+PHD2/コーワLM100JC(100mm F2.8) K-ASTEC オートガイダー
キャノン EOS 6D(HKIR改造)
ISO 1600 ,WB マニュアル,RAW
2024年3月19日 撮影 露出開始時刻 19時52分 ほか2夜
総露出 7時間 42分,1分×1,1分30秒X148,2分x101,2分30秒x15
Photoshop CC, ステライメージ9 他で画像処理
画面右上にはM35の星団、その横にはNGC2158 散光星団があり
賑やかな星域ではないでしょうか。
中心付近から右側の背景には淡い分子雲があり、左の暗黒域と分子雲の広がりのコントラストが
とても美しいです。また、クラゲの胴体上部 Collinder89 は星団のように星が集まり
淡い青味を帯びているようにも見えます。
HD43582 付近、クラゲの頭の左側は明るいためそのままストレッチして炙り出すと
飛び気味になってしまいますので画処理時には注意が必要です。
今回の構図では切れてしまいましたが右下にモンキー星雲があり、
縦構図で狙ってみるとまた違った印象の仕上がりになるのではと思っています。
冷却モノクロCMOSカメラとナローバンドフィルターの威力が試される価値のある星雲です。

