日本では勾玉のような形をしていることから「まがたま星雲」とも呼ばれています。
英名では燃えているように見えるので「燃えている星雲」という名称になっています。
赤い散光成分の星雲と淡い青い反射成分が入った特徴のある星雲です。
こちらもとても特徴的な形状をしている赤い色調の奥行きのある
立体的な星雲ではないでしょうか。

<撮影データ>
タカハシ FSQ-85EDP, フラトナー 1.01,
ビクセン SX2
QHYCCD QHY5L-IIM+PHD2/コーワLM100JC(100mm F2.8) K-ASTEC オートガイダー
ZWO ASI 294MM Pro 冷却モノクロCMOSカメラ
アストロドン トゥルーバランス LRGBフィルタ
ゲイン:120,冷却温度:-15℃
2025年1月2日(木) 撮影 他4夜
総露出 9時間 54分 L: 5分×84, R:3分x19, G:3X19, B:3分x20
PixInsight, Photoshop2026,ステライメージ9
明るいAE星と呼ばれる付近は白く飛び気味になる傾向があり、
赤い背景の星雲との両立が難しい星雲です。こちらもSN++で分離後、強調処理しています。
右下にはとても薄い分子雲が出ていますが、この分子雲をもっと炙り出すことができれば、
思っています。次回はナローバンドフィルタを使用して、さらなる星雲色描写を実現して
みたい星雲です。画処理は PixInsight で処理後、分離した星雲をPSで色調整、
ステライメージでスターシャープ、オートストレッチ、色調整 等も行いました。
一連の画処理フローにつきましては 冷却CMOSモノクロカメラ用に作成していきたいと
思っています。画処理工程の流れにつきましては明確な解はなく、
天体撮影の皆様も試行錯誤の末に最適解を見出していらっしゃるのではないでしょうか。
機材もソフトも日々進化していることはうれしい限りです。

