赤い散光星雲NGC2237と中央のNGC2244星団がちょうど重なって見えます。
中心から外側にかけて淡い青味を帯びている星雲で、ナローバンドフィルターのOⅢと
組み合わせると赤と青のコントラストがとても美しいです。
今回はデジタル改造カメラでの撮影結果もあり、
なかなか青味を出すのは厳しい状況でした。次回、機会があれば再Tryしたい星雲です。

<撮影データ>
タカハシ FSQ-85EDP, フラトナー 1.01,
ビクセン SX2
QHYCCD QHY5L-IIM+PHD2/コーワLM100JC(100mm F2.8) K-ASTEC オートガイダー
キャノン EOS 6D(HKIR改造)
ISO 1600 ,WB マニュアル,RAW
2021年2月13日 撮影 露出開始時刻 21時9分 ほか1夜
総露光時間 3時間10分 (5分×20,6分×15)
Photoshop CC, ステライメージ9 他で画像処理
背景宇宙は暗夜ということもあり、ぽっかりと赤いバラが浮かんでいるように
見えとてもきれいです。中心右上には黒い暗黒星雲の筋が見えます。
これはグロビュールと呼ばれている小サイズ分子雲の集まりになっているようです。
良く中心部周辺を観察すると小さな分子雲と暗黒星雲の集合体から
構成されているように思えます。ばら星雲は比較的明かることもあり、
見つけやすく撮影しやすい星雲の一つではないでしょうか。
改造一眼レフで撮影するのも良いですし、冷却CMOSカメラやナローバンドフィルターとの
組み合わせで青味を強調できるようなシステムでの撮影もよろしいかと思います。
周辺を含めた撮影、中心部に的を絞った撮影 等 いろいろな切り取り方もあり
何度も撮影したくなる星雲です。
